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クリエイティブがおままごとにならないようにする方法

得意先からの要望に対して、

もっと提案!もっと提案を!という営業やプロデューサーがいる。

こういった人達に共通するのは、得意先の声を聴けていないという点だ。

受け身体質の人は、そういった営業やプロデューサーの声に対して、

デザイナーだからもっと提案しなきゃだとか、

工夫しなきゃみたいなことを脳死でやる人がいる。

でも実際、風呂敷を大きく広げてみたいものの、

案外普通の案が通ったという話はよくある話。

我々デザイナーは、不動産のように突っ立っていても金が入る仕事ではない分、

タイムマネジメントには非常に気を遣うべきだと考えている。

そういう中で、営業やプロデューサーが得意の声を無視して、

自分のやりたいように営業がプロデューサーがアートをつくっている状況を

「おままごと」と私は呼んでいるが、

世の中見渡し見てみると、そのおままごとに付き合わされているデザイナーの多いこと多いこと。

営業にこれやれあれやれと言われても、

まずはその施策を得意がどう思っているのかを聞くこと、これが一番大事だ。

デザインをする上で一番重要なのはイケてるかとかそういうことではなく、

与えられた役割がそもそも機能するかだ。

外側のあしらいなんて後でいくらでも考えればいいが、

まずそのセンターポイントをおさえた話をしなくては、無間地獄編が始まる。

得意先のイメージや要望を聞いて聞いて聞いて、

その上で得意のイメージを形にすることは大事、

そのイメージも何もない人たちにあれはどうかこれはどうかと言っているのは、

右も左もわからない小学生に将来どんな職業になりたいか聞いているようなものなのだ。