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キセキミチコ写真展 香港 私の悲しみと祈り #まずは知るだけでいい展 を見に行って感じた、日本にはない香港人の魅力とは

日本人、このままでは。。。

戦後急成長をとげてきた日本は現在、旧先進国という枠組みに入り、世界と比較すると経済は異常なまでに安定し、日本を支えている。戦後に死にものぐるいで働いたご先祖のおかげで安泰な生活を暮らしていることを忘れてはならない。

日本から飛行機で約4時間でいける香港は現在、歴史の分岐点にいる。 国民を守るはずの警察は機能せず、暴徒化する若者を抑えようと必死になっている。暴力を駆使し、守るはずの組織が手を挙げている。

トランプ大統領が香港を支援するという声明を出してから、一気に世界から注目を浴びているように思える。それから国民はさらに力を増し、年末に行われる最大級のデモに向けて備えている。

トランプ政権が支持を表明してから、米国国旗が増えた

筆者は2012年の夏から13年の夏まで香港で過ごし、友達や仕事仲間も沢山いて、親日で素敵な場所だ。だが、今は完全に戦場だ。飛行機ですぐの大人気の観光地で起きているのだ。

私はこの写真展に行き、2つの感情が芽生えた。

ひとつは、香港人が今後将来のことを変えられる手段が無いため完全パワープレーで現状を打破しようとしている姿に感激し、私日本人も蚊帳の外ではないことを自覚しながらも、なにも現状手伝える事が無いことに歯がゆさを感じるようになった。

もうひとつは、先人が築き上げてきた最高の環境で育っている日本人は、香港から見たら温室育ちであり、現状抱えている悩み事など、ちっぽけなものなのだと感じ、たいへん恵まれた環境で育っているなと改めて認識した。

写真展の画像は著作権侵害につながるので撮影禁止であったのだが、写真に写っている全員、全精神をデモに捧げ、100%完全燃焼し、市民の意見を聞かない政界に一矢を報いるように、戦っていた。

私はここでふと脳裏をよぎったことがある。それは、今までに本気で物事にぶつかって、何かを変えようとしたことはあったのかと。

おそらく、ない。が、正解だ。

本当に歯がゆく、悔しく、涙が出そうになった。

何かしたい。。。

だが何からしよう。。。

当時の友達も、日本に来ている留学生も、日本のホームセンターで防具を買い漁り、香港に帰ってデモに参加している方々がたくさんいる。本当に素敵で、みんなかっこいい。

香港人は自分の将来や今後のことについて、日本人より敏感であり、自分事と各々主観的に捉え、行動に移すことができる方々が多い印象がある。平日に仕事や学校に行き、土日でデモに行く。このパワーは日本人にはあるのだろうか。政治が自分に不利な方向に傾いた時に、行動に移すことができる若者はどれくらいいるのか。

本当に本当に、香港のデモは他人事にしてはならないと思う。そして、助けを求める人に、助ける手助けをすることは人間の努めであり、必ず何かの方法でその恩は返ってくるので、是非日本にも手助けを求めてきたら、どのような方法でも常にサポートしていきたい一心である。