マイクロソフトが新Windowsロゴや100以上のアプリのデザイン変更を明らかに。
米Microsoftは、Windowsロゴと多くのオペレーティングシステムのアプリのアイコンを調整しています。アイコンのオーバーホールを計画しており、同社のOfficeアイコンデザインの刷新が始まっているのは1年前からわかっていました。 マイクロソフトは100を超えるアイコンを会社全体で再設計しています。
Googleでは2014年からMaterial Designを提唱し、視覚的な言語作成の普及に努め、このデザインシステムは多くのデザインに活用されています。一方MicrosoftはMicrosoftで、Fluent Design(フルーエントデザインシステム)と呼ばれる一連の原則に基づいて、マイクロソフトのソフトウェアとサービスを近代化することを目標としています。
Fluent Designのコンセプトは、以下の5つ。
- light -光 ナビゲーションにおける表現の格調
- Depth – 奥行き 2DディスプレイにZ軸表現を追加してわかりやすさを向上させる
- Motion – 動き 1つ1つのユーザーアクションを一続きの感覚にする
- Material – 素材 高級感とタッチ感覚によってユーザーのインタラクションの活性化
- Scale – スケール あらゆる種類のデバイスに通用するデザインの一貫性
「アイコンの再設計により、私たちは2つの大きな創造的な課題に直面しました」とマイクロソフトの設計および研究担当副社長であるJon Friedman氏。
「私たちは、顧客に親しみを保ちながら、革新と変化を知らせる必要がありました。 また、マイクロソフトに忠実でありながら、様々な文脈にまたがる柔軟でオープンなデザインシステムを開発する必要がありました。」と語ります。
Windows 10では、設定やアプリに表示される一貫性のないアイコンがたくさんあり、一部の古いアイコンは数十年前のままでした。
2画面デバイス向けOSであるWindows 10Xの存在が明らかになった際、この問題に対する答えの一部のようでした。Microsoftは、今年初めの10X発表の一環として、わずかに微調整されたWindowsロゴを明らかに。 Windows 10Xはデュアルスクリーンデバイス用に設計されており、新しい「スタートメニュー」デザインも見られます。
Windows 8とWindows 10の両方で使用されている既存のWindowsロゴは単色ですが、新しいロゴは青のグラデーションに似ており、各四角形は異なる色です。 Microsoftは、設定パネルや通知センターなどにすばやくアクセスできる方法など、Windows 10Xでは、もちろん他の領域でも調整されています。
Fluent Designは漸進的なプロセスであり、2020年まで継続されるとのこと。
<参考>Microsoft公式:https://medium.com/microsoft-design/the-ripple-effect-expanding-our-icon-design-system-74b4d916b7a4
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