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廃棄物発電所の上はスキー場がオープン!?コペンハーゲンに出来た不思議な建物とは?

ビャルケ・インゲルスが率いる建築設計事務所 BIGが、デンマーク・コペンハーゲンで世界で最もクリーンな廃棄物発電所を完成させました。

「Amager Bakke」として知られ、地元住民にCopenHillと呼ばれるこの施設。年間通じて、人工スキースロープがオープンしています。年間44万トンの廃棄物をクリーンエネルギーに変換できる発電所です。

建物の立面にはスキースロープと3つの散歩道が設置されています。世界で最も高い人工の坂でハイキングとスキーができるという訳!

CopenHillは、この施設が世界で最もクリーンな廃棄物発電所であるという表現しています。環境の良い施設だけでなく、市民の生活にとってより楽しいものにと設計されています。

41,0000平方メートルのCopenHill”スキー場”の設計は、2011年に国際コンペで優勝後、2年後に着工しました。2025年までに世界初のカーボンニュートラルな都市になるという目標をコペンハーゲンが達成するのに役立つことが期待されています。

Copen Hillは、くさび形、傾斜した緑の屋根、積み上げられた高さ1.2メートルと幅3.3メートルのアルミニウムレンガで構成されたブロック状のファサードが特徴です。

内部には「廃棄物処理とエネルギー生産の最新技術」が詰め込まれており、44万トンの廃棄物を焼却して、年間15万世帯の電気と地域暖房を提供するクリーンエネルギーを作り出すことができます。

<参考>https://www.dezeen.com/2019/10/08/big-copenhill-power-plant-ski-slope-copenhagen/