Canonはいつまで出し惜しみしているつもりなのか
時はさかのぼること2017年、Canon EOS 6D mark iiが発売された時、発売前から4K30FPSで映像が撮れることを期待していたが、
実装されることはなく、4Kタイムラプスという、なんとも微妙な機能のみついた。
ここら辺からCanonにがっかりしてきている人は多いだろう。
SONY や Nikonの同価格帯のカメラと比較すると、圧倒的にスペックの低いモデルが多い。
先日発売された EOS 90Dでようやく4Kで映像が一眼レフで撮れるようになったのだ。

(ミラーレスで4K撮影できるCanonのカメラは既に出ているが、プロ向けではない)
ちなみにだが、Nikon が出しているカメラで、同じセンサーサイズで、一眼レフで4Kが撮れるモデルは、2016年に発売されている(Nikon D500)。
3年も遅れて出してきて、それなりに強気の価格設定(Nikon D500とほぼ同じ)で、機能もほぼ変わらない。

それでは先に同じ機能で出しているNikonに負けている。
Contents
また、EOS 90Dで撮影できる映像の圧縮形式はmp4のみだ。
何故だ。データ容量を気にしているのか。映像美よりデータの軽さ重視なのか。
Nikon D500、Sony のa7iiiはmovで映像を録画できる。

編集耐久度も高く、プロ向けだ。データもそれなりに重いが。
それに比べれば、EOS 90Dはプロ向けではないことがよくわかる。
同じくCanonから出ている、ミラーレス一眼のEOS RPも問題を抱えている。
なぜかあいつは、4K24Pでしか録画ができないのだ。なぜ30Pにしなかった。。。

しかも24Pは本来映画の規格だ。なぜ安いモデルにそれのみを実装したのか。。。
上位モデルのEOS Rは4K30Pで撮影可能だ。そこで差別化する必要はあるのだろうか。
筆者もCanonレンズを2本ほど抱えてはいるが、これからのCanonの動向次第で全て手放そうと思う。

世界すべての人を Live Rich にするウェブメディア 『デザイニスト』。美的•情操文化をデザイナーや芸術家という領域だけでなく、企業活動や生活の隅々に至るまで浸透させることを目標としています。最新カメラ情報から制作チュートリアル、香港デモ、ライフデザインに関する様々な情報をお届け!@designistJP