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クリエイターになりたい!人がほぼ全員考え直すべき理由。

世の中には、クリエイティブでご飯を食べている人がたくさんいる。もし、あなたがデザインの専門学校や美術大学などのクリエイティブ産業に人生を委ねようとしているのであれば、ここで警鐘を鳴らしておきたい。

クリエイターは実質ドカタ

クリエイターを職業にしている人のほとんどはドカタといっても過言ではない。最近ではITドカタなんて話をよく聞かれるが、クリエイターも似たようなものだ。基本的に得意先からオーダーをもらって仕事をするという立場なので、立場的にはあまり強くない。

クリエイターが魔剤を飲んでいたり、夜も眠らないイメージがあるのはそのためだ。筆者の場合は得意先に振り回されて、週3日徹夜を続けた挙げ句の果てにそれから毎日嘔吐が止まらなくなった。クリエイターと呼ばれる人々は下から上までそんな働き方をしている人で溢れかえっている。今からクリエイターを目指すのであれば私生活はほとんど無いと覚悟した方がいい。

例えば建築業界で言えば、森ビルのような発注側がいて、久米設計のような設計会社、そして多々建設会社…と仕事は降りていく。設計会社ですら1ヶ月200時間以上の残業をするため、目指す仕事は常に発注側(ここでは森ビル)を意識すべきだ。

ビジネスや会社を選ぶ時に、常に発注側にいるのかを考えることは非常に人生において大切だ。大切なことなのでもう一度言うが、クリエイターという技術職、会社だけでは発注側になりえない。

普通の幸せなんてない

ちなみに筆者の上司の多くは私生活が崩壊気味で、仕事メインで離婚し養育費を未だに払っている人やシングルマザー、そもそも結婚していないといった人が9割だった。「普通」の幸せなんて手に入らない。筆者の周りでも楽しんで仕事をしている人なんてぶっちゃけいない。多くが辞めてしまうか、身体を壊している。

もう一度よく考えよう

例えばこの記事を読んでいるあなたが高校生なら、まだ間に合うぞ…!人生には、先に知っておくだけで後になって何倍も得したり楽をできたりという情報がたくさんある。筆者の場合は、広告会社に入ってから好きだったデザインが大嫌いになった。仕事は仕事で、残業が無く終わる。そういう生活ができる職業なのかよく考えて進路を決めて欲しい。

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