企画の組み立て方(ベーシック)

Webメディアの企画や広告制作を作っていたりすると、ターゲットやらインサイトやらと聞くことが増えると思います。しかし、教科書で読んだ知識が実際の現場でどのように使われているか、どこがミソなのかをわかる人は少ないはず。5W1Hを使って、いかに要点を分かって作れるのかというフレームワークを紹介します。飾りをしなくても極力本質の裸の状態でつながるかが企画の骨。気にもなってもらわない制作物を作らないために、重要です。

誰にWHO

まずターゲット分け。ターゲットはキャラクターと呼ぶとよりわかりやすいと思います。
例えば【健康意識 強〜〜中〜〜弱・●●対策の有無 強〜〜中〜〜弱】といったように5個、6個ぐらい(少なくとも)にグラデーションを引きながら分けるとよいです。最終的には戦略的にどこをやるべきか、どこがホットなのか(一番層の厚い箇所か)を見極めます。

ターゲットは①現状(行動)とそれを元にした②心情を一行ずつぐらいで書きます。
①目にコンタクトレンズが入った
②角膜にくっついてしまわないか不安、気になっている。

①過去に骨折した
②食事でカルシウム摂取を心がけている

①自分の母が〜〜になった
②そんな歳に私もなったが、後回しにしてしまっている。

①加齢と共に体に様々な症状が出てきました。
②いまいち何が原因なのかわからない。

インサイト(商品が突きたいポイント)

ターゲットの願望、目的(またはその先)となるところをインサイトとして設定します。
○ひざの現状を何とか早く解決したいと思っている。
○いつまでも健康を維持したい
○趣味を楽しみたい(生活価値を楽しみたい)

WHAT(伝えること)

ターゲットの願望や目的がどのように叶えてくれるのかを伝えます。そのために何がというところ。
こう思っている人に対してこう言うから、刺さるんだ。では、何を伝えるのか。プライスの安さなどに関してはCTA周りの単純な煽りのため、通常whatなどにはいれなくて良いです。

○痛みが出たのは膝が炎症を起こしてしまったから。
そんな膝にはまずダメージを抑えることが大事です。
◯自己流の対策で大丈夫?ちゃんと栄養素は吸収されてますか?
○あなた当てはまりませんか?
○今の不調の原因は〜〜不足かもしれません!

HOW どのように

態度変容期待(商品価値を訴求)
ターゲットの気持ちになった時に一番効果的な表現手法は何か。

商品価値を訴求