あなたのデザインをよくするアイデア29選

デザインをしていると、なんか物足りないと思うことも多いはず。

このまま提案してしまっていいのか、もしくは完成でいいのか。

あ〜出ない!!出ないヨォォォ!!と悩んでいる人はたくさんいると思います。

今回は、デザインのアイデア出しやもっとよくするコツをプロのデザイナーが伝授していきます!

この記事をチェックリスト代わりに使っていただくとより一層効果があると思います。

企画編

  • 要素がどのように他で表現されているか調べる
    要素が他でどのように表現されているのか調べてみましょう。自分の引き出しには限界があるので、とにかく全部見ることがおすすめです。
    デザイニストでは様々な要素に関してデザイン検証を行なっているので参考にしてみてください。

  • 方向性を考えてデザインに落とし込んでいるか(贈答感を表現するのであれば赤・金・リボンなど)
    今デザインしているツールが何かのプレゼントキャンペーンならまず贈答感を表現すべきでしょう。他には、オファーの価格が1000円だったら、その価格をいかに魅力的に見せるかなど、方向性を決めて作業にとりかかると、後で大変なことにならなくて済みます
  • 盛り込みたいものをヒアリングする
  • 何かと連携するかヒアリングする
  • 造形を与える
  • 片方に人のイラストを置いたら、もう片方にも人をのせてみる
  • 要素の意味をそれぞれ考える、似た意味や連動するものを近づける
    応募期限の近くに、芸能人を配置して「急げ!」みたいなコメントと走っている絵など、
    似た意味やイメージを増幅させるストーリーづくりのために似た要素や近い意味合いのものを
    まとめていきましょう。わかってるよ!と思った方もいると思いますが、意外とこれができないんです!
    人の画像が右上を向いているのであればその目線に沿って吹き出しを傾けたり、その吹き出し自体がどこにかかっているかを考えてみましょう。
  • 要素を合体して一つの絵として表現する
    要素を合体させるとひとつの非常に分かりやすい表現が可能です。
  • 見せるべきところ、見せないところを把握する(演出過多を防ぐ)
    見せるべきところを見せて見せないべきところはシンプルにというのは、アイフロー設計上で非常に重要です。
    特にA4紙面なら成立しやすいですが、
    意外とバナーなどでは、見せたいところ意外をごちゃごちゃさせてしまうと、見にくくなってしまいます。
    誌面で見せたいポイントを2つほど決めて、そこに重点的に視線がいくように設計すると良いです。
  • インパクトを与える工夫をする
    どどーんと1万円など、文字の与える印象をうまく使って見せたいものを魅力的に見せていくとよいです。
  • 明度差や捕色・準捕色を使う
    誌面に明度差があるか確認しましょう。アイフローを考えて、見せたいものを白抜きにしたりします。この明度差がぱっきりしていればいるほど、目止まりの度合いが上がります。また、赤に対して緑、オレンジに対して青などの王道な捕色の組み合わせでも高められます。
  • ひとつのアイデアに固執する癖を治す
    ひとつのアイデアに固執していると他にアイデアは広がっていきません。例えばよくあるのが、「得意先にこんなフォントと色で!」と言われたからそればっか作って引き出しがなくなって悶絶する人・・・。どんな表現をするか広く考えるためには人に聞いたり、要素がどのように表現されているか調べたり、一枚絵にして表現したり文様を使ってみたりして探っていきましょう。得意先にこのフォントで!と言われてもプロである私たちがいくらでも提案すればよいのです。
  • 文様で表現する
    文様は和風からイスラムまで様々。タータンチェックにアーガイルなど、様々な文様にそれぞれ歴史があります。これらを使うことでアイデアの幅も広がるはずです。
  • 放射状や左から右などの方向性を意識する
    ブレンドツールなどを利用してタイトルをつくってみたりなど、ただ文字をベタ打ちするだけでなく視線の方向性をまとめると見やすくなります。
  • 別の情報だと一目でわかる工夫をする
    誌面で複数商品を訴求したりする場合では、それぞれのテーマカラーを決めて一瞬で右と左の商品が別のものであることがわかるようにする必要があります。特に同一紙面上では混在してしまいがちなのでこの工夫を頑張ってみましょう。
  • 斜めに降ったりして動的な印象を与える
    斜めにしたりすることで動的な印象を演出できます。誌面は静的な印象になりやすいので、6度ぐらいまで斜めにしてみたりワープツールで文字を表現することで色々な演出を試すことができます。
  • 要点をしっかりまとめられているか、企画書やオリエンシートを再度確認する
    一人で作業していると、企画書の内容から逸脱してしまうことが多々あるので注意です!
  • 他のアプリケーションで使われる場合などを想定する
    webやパッケージ、店頭ツールなど一旦はめてみることも大事。そこから修正すべき点や新たな発想が見えてきます。

完成度を上げる作業

企画アイデアはなんとなくまとまったけど、なんか完成度が低いと感じたらこちらのチェックリストを使ってみてください。

  • 使う文字サイズを増やさない
    適当に文字をぽんぽん配置するのではなく、どのくらいのサイズを使うのか決めましょう。多すぎると原稿が汚くなりがちです。
  • 色数を増やさない
    色も意味なく適当に配置すると、全体のトンマナが崩れます。
  • 無闇に造形物を増やさない。
    特にシンプルなデザインの場合、上に吹きだし、下に爆弾、黒帯がおさえみたく、どこを見て欲しいのかわからないものになってしまうのを防ぎましょう。
  • グラデーションやドロップシャドウをいれる、一個だけ忘れるなど入れ忘れに気をつけて!
    意外とぱぱっと作業をしていると忘れがちですが、表現をリッチに見せたい箇所に使うと効果的です。
  • 色彩トーンを揃える
    色彩にはトーンと呼ばれるグループがありますが、このトーンを守れない人の多いこと多いこと、、。
    一箇所だけ彩度が高すぎたり低すぎたりする箇所を探し見てください。
  • まもなく終了!などの煽り文句はゴシックで
  • 文字を右下がりに表現しない
    運気を気にすることが多く、右下がりに文字を配置するという行為をデザイン業界では基本やりません。
  • スカスカにならないように情報を詰める
    原稿がなんかスカスカしているなと感じたら要注意。意図的にやっているのならOKですがスカスカしていると素人くさい原稿になります。
  • 値組処理を揃える
    値組は基本級数を揃えます。特にカタログなどで価格がページ毎に大きさが変わっていたらあれ?って思っちゃいますよね。
  • 上下左右の余白の確認
    上下左右の余白はただ真ん中にあれば良いという訳ではありません。こちらのリンク動画が参考になります。
  • 円が楕円になっていないか確認する
    初心者のうちは楕円を使いがちですが、縦横比が非常に汚い楕円は使わないぐらいに思っていた方がよいでしょう。ボトルデザインではたまに使用しますが、必要ないところに楕円があるならば正円にするべきです。
  • 長方形や正方形など等分割や黄金比に揃える
    1:1や√2:1などの黄金比、もしくは3分割や4分割などにこだわりましょう。こういったことを考えないで、適当に分割した誌面は
    統一感がなく適当だなという印象を与えてしまいます。
  • 可読性を考慮
    おしゃれな細い文字などでも、一旦可読性を考慮しましょう。
  • レギュレーションを確認する
    ロゴや使用するキャラクターやサービス名などのレギュレーションを確認しましょう。
  • 文字が横に長すぎると読みにくい。
  • 見開きページで同じ要素がある場合デザインや要素の大きさを揃える。ページ間横断するガイドを考慮しましょう。
  • 複数項目ある場合見やすさを高めるためにケイ線ひく
  • 見せたいところと同じような飾りをほかのところにいれない(くどくなる)
  • 白場の形を確認する。
    白場の形が大体どんな形なのか、左右で参画にそろえたり、白場でダイヤのような形をつくったり、何もないホワイトスペースを
    オブジェクトをして考えましょう。
  • 上下左右どこから見ても、成立するように配置する(パターンをつくる場合)
  • 人のイラストなど、誌面で顔の大きさを基本的にはソロエル
  • 角度もソロエル 誌面で6度など決めておく
  • キツサを均一に
  • 長体トル
  • 題字などでデコボコしているところはならす
  • 上記のことを実現するために、それぞれで最適化をはかる。
  • 色アミに色アミはNG
  • 箱箱しすぎているなと思ったら、箱を使わずに風通しをよくする作業をする
  • 水平垂直すぎる誌面だったら、アーチなどをとりいれてあげる(ファニー寄りにならないように注意)
  • 情報を一つの誌面で詰め込みすぎてないか確認。ペットボトルなら、表の要素が多かったら裏に逃すなどの対応が必要。
  • それぞれの要素に無駄な情報がないか確認。例えば写真で驚いている表情が欲しかったら、ただ驚いている表情のものを選ぶ。
    驚いているけれど際立ってない、余計な情報が混じるものは消していく。
  • 伝えたいものが何か、演者は何人必要か、そしてそれぞれの演者が際立ったパフォーマンスを出すことが求められる。悪役は悪役に徹し良いことはしない的な、極端な分かりやすさが重要になる。

  • 四角が多い、硬い印象になっている。(座布団敷が四角が多い)
  • 誌面で伝える情報が多すぎないか考える。認知させたいのか納得させたいのか、納得させるには誌面スペースが十分かを考える。
  • 何が捨てられるかを考える
  • 中身の文章などを太字にしたりマーカーを引いたりして、密度を上げてみる。
  • 結局最終的には、自分がその原稿を見て、動くか、魅力的に思うかという感性の部分が大きくなる。
  • 一目で見て、流し読みして内容を理解できるか