ハワイが大好きな日本人、しかしながら87年に日本人がハワイをぶっ壊しかけたことは 忘れてはいけない
観光大国となった日本。現在はオリンピック景気もあって、様々な国から外国人が訪日している。経済効果も大きく、東京はますます潤ってきた。
だが、観光客のマナーを問題視する人も多く、観光客を制限するべきではとの声もある。
確かにそうだ。街にゴミ箱が基本的にないので、観光客のポイ捨ても目立つ。
だが、日本人はひとつ、忘れてはいけない史実がある。
1987年のバブル真っ只中、日本は海外旅行ブームで、老若男女様々な方が海外に旅行に行っていた。
だが当時、日本人は海外から、『異国からきたバーバリアン(野蛮人)』と呼ばれていた。
バチカン市国では礼拝をする現地民にフラッシュを浴びせ、ブランドショップではOLや女子大生が
ムードや雰囲気を全く考えず、買い漁り歩いていた。
島国であるがゆえに、協調性や郷に従うという感覚が薄かったという意見が強い。
だが一番世界から問題史されたのは、ハワイである。
日本からそこそこ近く、行きやすい距離にあったハワイで、当時日本人は現地のものを買いあさり、
結果物価を上昇させ、現地民の税金負担が高くなり、困らせていた。
挙げ句の果てに、ブランドなどの物品では飽き足らず、ハワイの物件や土地まで買い漁ったのだ。
結果、現地民を追い出しかねなく、生活区画を追い込んでいった。
居住区は荒らされ、現地民の負担の種をつくったのだ。
だがその1年後の1989年。ハワイはなんと観光大国としてうまく立ち回ることができたのだ。
どのようにしたかというと、観光客が立ち寄れる場所を区画整備して観光特区をつくり、
そこににショッピングモールやホテルを集中させ、現地民が住む区画には行かせないようにしたのだ。
その結果、現地民は安泰に暮らせ、文化も守ることができ、現在もなお観光大国として大人気の観光地に
なっている。
このように区画をゾーニングして、観光客の行動を制限することができれば、住民も困ることはないだろうし、
観光大国として世界的にも有名になるだろう。
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