一眼レフデビューする際に、家電量販店の店員さんが絶対教えてくれない、気をつけた方がいい5つのこと
安い価格帯の一眼レフ、交換レンズが出てきて、簡単に一眼で写真撮影を楽しめる世の中になってきました。
予算決めてお店に行くと、都内の家電量販店カメラ売り場には、実はカメラ会社の回し者がたくさんいて、その方々に接客をされてしまい、そのカメラメーカーの製品を買わされてしまうということをよく聞きます。また、地方の家電量販店の店員はあまりカメラに詳しくない事情もあります。
なので、この記事ではそのようなことがないよう、どんな写真が撮りたいかなどをしっかり考えた上で、
カメラ選びができるよう、様々なことをお伝えしたいと思います。
Contents
その一
画素数が高い・・・画質がいいわけではない!!!
3000万画素!!と言われて、すごい!ってことは画質がいいんだね!!
というのは大きな間違いです。
画素数とは簡単に説明すると、撮影できる写真の、きめ細やかさを示しています。
じゃーきめ細かい方が綺麗に決まってるじゃん!って思われるかもしれません。
ですが、きめ細やかであればあるほど、暗いところに弱く、ノイズが乗ります。スマホと同じです。
また、きめ細やかであることと、被写体がくっきり写ることは全くの別物です。
くっきり写るといったような、描写力というものは基本的にレンズ性能に依存します。カメラボディ側ではありません。
その二
ミラーレス一眼と、普通の一眼、総合的にどっちが優れているという判断はできない!!!
ミラーレス一眼と普通の一眼、違う点はカメラ内部に鏡があるかないかです。これはフィルムカメラの名残です。
正直それだけです。
ですが手にとってわかるように、普通の一眼はファインダーを覗くと直接人間の目で被写体を視認できますが、
ミラーレスはセンサー越しに映し出されたデジタルな映像が目に入ってきます。また、普通の一眼の方が重いです。
さらに、普通の一眼では太陽の撮影ができなかった(目が黒いため、レンズで集光され目が焼け焦げる可能性がある)が、ミラーレスでは太陽を描写できるようになった。
それくらいです。
その三
中古のカメラは全くもって悪いものではない!
店員は口を揃えて言います。中古は誰が触ったかわからないし、どこまで部品がへたっているかわからない。と。
ですが中古品を大量に扱っているカメラ屋というものが多数存在します。その中でも有名なのは、マップカメラです。
このマップカメラで発売されている中古のカメラは、一度メーカー正規の工場でオーバーホールされ、新品同様に綺麗になり、状態をチェックした上で値段がつけられます。
また、1年間の延長保証サービスもあります。それでいて新品の値段より安いです。筆者はこのマップカメラで買ったカメラがいきなりSDカードを読み込めなくなり、幸い延長保証に救われ、無料で修理していただいたことがありました。本当に助かりました。。。汗
こんなことは勿論新品でもありえます。故障は新品だろうが中古だろうがつきものです。
その四
まずそもそも、最新モデルのカメラを買う必要なんてほとんどない!
新しい方がいいんでしょ?と言われそうですが、何が良くなったかというと、
正直大差ないです。オートフォーカス性能が0.001秒早くなりました~とか、そういうレベルです。
それを誇張してCMを流したりして、新しい客層を獲得しようとしているわけです。
特に、エントリーモデルは毎年のように最新型にアップデートされ、一年も経てば現行モデルも旧型になります。
なので、中古も値段の落ちる速度がはやいです。したがって、家電量販店で最新型を買うメリットはほとんどありません。
ですので、新しいものが欲しい気持ちを抑えて中古を買いにマップカメラに出向いた人は、最高の判断力を持った人だと思います。笑
その五
4Kで映像も綺麗に撮りたい!!・・・まずご自身PCスペック、容量、画面の解像度をご確認ください。
綺麗に映像も一眼レフで撮りたいという気持ちがある方は必見です。
4Kって、めちゃくちゃデータが重いんですよ。PCによっては重すぎて再生すらできないなんてケースもあります。
また、液晶モニターも4Kでないと、せっかく4Kで映像を撮って綺麗なものでも、全く楽しめません。
逆に4Kってこんなもんなんだなーって、誤解を生んでしまいます。
重すぎてスマホに転送も難しいでしょう。できたとしても、スマホの容量を圧迫するだけです。
Youtubeの主流はいまだにFullHD(1080P)と呼ばれる、解像度は4K以下のものです。正直まだ十分です。
以上5点、どうしても筆者から初めて一眼レフを購入する際に気をつけて欲しいことでした。
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