賢い人の仕事づくり、仕事選びとは?フローとストックビジネスの違い。
私たちは一体どんな仕事に就くべきなのでしょうか。
医者、弁護士?OLかパイロットかYouTuberもいいかも…。
若い人にとっては特に様々な選択肢がありますよね。
そこで、ひとつ重要なことはフローではなくストックのビジネスに
つくことが大事であるということです。
ここでいうフローとは、コンビニバイトや配達員など、
どれだけ仕事をしても自分のストックとして利子が発生しない仕事を指します。
例えば工事現場の作業員さんは、非常に技術があったとしても、それは他人のストックのために働いてるということになります。自分がどれだけ働いても、自分のために利子を産んでくれるモノが残らないのです。
基本的に、お金を稼いだり、時間に余裕をつくるためにはストックのビジネスがおすすめです。基本的には投資家と同じ。株の配当や不動産収入がある人って羨ましいですよね。
ストックビジネスというとそういった人々を思い出しがちですが、
ミュージシャンやYouTuberも実はストックビジネスです。
それは、一度つくった作品が、世の中に残り続けることで利子を産み続ける仕組みがあるから。金銭的余裕や時間的余裕を考えると、圧倒的にストックビジネスが有利です。
先ほどフローの例を出しましたが、ホワイトカラーのような仕事にもフロービジネスは溢れています。筆者は元々広告業界にいましたが、広告会社は基本的にはフローのビジネスです。
得意先がいて、その要望に答え続けなければいけない。得意先の仕事が終わる19時頃にデザインのチェックが終わり次の日の午前中には新しい企画を提出しなければいけないため連日徹夜は当たり前。フローもフローなビジネスなのです。何度も言いますが、自分のコンテンツではなく、人のストックを永遠とつくる仕事なのですから。
こういった過程で知識というストックを貯めていければいいのですが、多くの場合は自分のためにそれを使えずにいることが多く、結局は自分のストックとして知識を持っていてもそれに利子をつける方法が分からずに腐らせてしまいます。その前に本にまとめたり、ブログ発信などをして自分のストックとして利子を産めるような仕組みを整えていくことをおすすめします。
社会人ならわかると思いますが、プライベートと仕事の時間が両方充実した方がより人生は豊かだと思います。自分が目指す仕事がフローなのかストックなのか。考えてみると、人生を豊かにするヒントになります。
さらに知りたいという方は、こちらの池上彰さんの動画がおすすめです。
是非チェックしてみてください。
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