意識が私たちの世界を創造する。

私たちはどのように世界を認識しているのでしょうか。目に映ったものを脳で処理して見ているだけなのでしょうか…?そんなカメラのような機能だけしかある訳ではありません。人には自分が見たいものを「量子的に見る」という機能が備わっています。

例えば砂遊びをしている時に、ここに山をつくろうと思った数分後には山ができています。その時、その場所にはその人の意識によって物が生み出された訳です。同じように、自分の手元に、あの漫画が欲しいと思えば、今ではamazonからすぐに手に入ります。つまり自分自身や周りのモノや状況は、あなたの意識から生み出されていると言っても過言ではありません。私が今ここに欲しいものは、時間軸を超えて存在することになります。そして、私が今使っているPCも机も誰かが利益を生み出そうと思って生成した意識による産物でもあります。

これは、量子学的に見るとどうでしょうか。素粒子に意識を向けることによって、物が生成されるという事が実は分かっています。原子は素粒子から成り立ちますが、中にぎっしり素粒子がつまっているのではなく、素粒子の振動による移動範囲が大きいため、その99%が空っぽです。

また、私たちが見えている世界のほとんどは実は空っぽだとわかると、その空っぽでただ素粒子が漂っている空間に対して意識を向けることによって、からっぽなものを私たちが現実化していることが分かります。嫌いな人を構成する素粒子の要素は、見ている観測者の意識によってつくりあげられ現実化し、嫌いな人が出来上がります。つまり、意識が無ければ物は物体となりません。このことが理解できると、私たちは自由に現実を創造できるようになります。個人が創造する物体には意識の熱量による限界があり、複数人の集合意識が集まった創造による物体生成もされます。こうした意識の集合が街やシステム、そして現実をつくっていくのです。