カメラって高いよね第二弾!安いレンズと高いレンズの違いとは
僕のような平凡サラリーマンでも少しの節約で簡単に手を出せるレンズから、目が飛び出るような価格のレンズまである。
その明確な違いはなんだろうか。。。
(レンズを買うときは、ちゃんと所持しているボディにハマるマウントのレンズであることを必ず確認しよう)
金額別でみていこうと思う
1-5万円レンズ
いわゆるエントリーモデルと呼ばれるもので、ボディを買うとついてくる、ズーム性能に優れたキットレンズと呼ばれるものや、
背景をボケボケにしたい欲が出てきた人をもれなくキャッチする撒き餌レンズと呼ばれる単焦点レンズがあてはまる。
だが性能面では、写真四角が減光したり、写真をスマホやPCでズームして見ると、被写体の輪郭がぼやけていたりする。
だがここら辺のレンズでも別に写真が撮れないわけではないし、光の捉え方など条件を整えれば、十分綺麗な写真は撮れる。
canon 50mm f1.8は撒き餌レンズとして有名で、優秀なレンズだ。
市場価格1万5千円前後
5-12万円レンズ
エントリーモデルを卒業し、レンズの沼に入り始めた人はこのレンジのレンズに手を出すであろう。
ここは主に、コスパを売りにしているレンズが多い。キャノンニコンソニーなどのメーカーもあるが、タムロンやシグマのレンズはこの幅が多い。
マイクロフォーサーズや、APS-Cセンサーのレンズは豊富にこのレンジにある。また、APS専用で10万円を超えるものは、APS内で最高峰のレンズである。
SIGMA 50-100 f1.8が有名だ。とても明るくズームができる。市場価格11万円前後
SIGMA 18-35 f1.8という、APS専用レンズではあるが、とても明るく、くっきりと写り、素晴らしいレンズで筆者も愛用している。
市場価格7万円前後
12-30万円レンズ
ここまでくるとレンズ沼スパイラルに陥った機材オタクか、フォトグラファープロが手を出す領域である。フルサイズセンサーを搭載した高性能カメラ用の、
高品質なレンズがここの域に当てはまる。フルサイズ用f2.8通しのズームレンズや、開放f1.2の単焦点レンズなどがある。
様々なメーカーから出ているが、キャノンニコンソニーでも20万円以上はする。それにくらべてシグマやタムロンはほぼ同じ構成のレンズを半額で出しているので驚きだ。
ズームレンズだと、このレンジのものが最高峰である。だがもちろん、ズームレンズは万能を追求したモデルであり、単焦点レンズに描写で勝つことはモノにもよるだろうがまずないだろう。よって、エントリーモデルで紹介した50mm f1.8のレンズでもf2.8のズームレンズに描写力で勝ることはある。
30-100万円レンズ
ここはもう、その、オ◯ニーに近い。購買欲求と資産を持て余した人が手を出す領域である。基本的に単焦点レンズしかないので、プロはあまり手を出さない。
LEICAやCarl Zeissといったドイツのメーカーのレンズが当てはまる。(ソニーとCarl Zeiss共同開発のものではなく)
ブランド物なので付加価値も当然あるが、LEICAらしいやら、Zeissらしいといった表現方法で表されてしまう。
だが描写力はピカイチで味もあるので、予算の限られた影像制作現場で使われることもある。
正直、このご時世、一眼レフと比較される対象はスマホのカメラだろう。スマホのカメラの性能は日進月歩で上がってはいるが、正直まだエントリーモデルの一眼レフにはスペック的に手も足も及ばない。なので、日常の日々を記録目的で写真を撮ろうとしているのであれば、エントリーモデルでも十分活躍してくれるだろう。
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