市場で勝つためのロゴデザインとは??日本の自動車メーカーのデザインを考察!!
車の会社には、トヨタのTや、本田のH、鈴木のSなど、イニシャル表記が多いのは何故なのか、知っていますか??
この背景には、日本人が非常に機能的な文化を持っているという理由が挙げられます。
大きく言えるのは、車のように動きの早いものでも「あっトヨタだ!」とか「ホンダだね!!」というように一瞬の判断をできるような力を持っているが、イニシャルロゴの特徴です。
![](https://designist.jp/wp-content/uploads/2019/10/noimage.png)
トヨタのT
![](https://designist.jp/wp-content/uploads/2019/10/suzuki-logo-1024x290.jpg)
SUZUKIのS
![](https://designist.jp/wp-content/uploads/2019/10/えr.png)
DAIHATSUのD
![](https://designist.jp/wp-content/uploads/2019/10/honda-1596081_960_720-1.png)
HONDAのH
![](https://designist.jp/wp-content/uploads/2019/10/img_symbol.png)
HINOもH、
これだけの企業がイニシャルロゴを使用していますが、海外メーカーはというと、そこまででもありません。特にイタリアでは意味合いを重視するあまり、パッと見だとわかりにくいものが多いです。
![](https://designist.jp/wp-content/uploads/2019/10/Ferrari-logo-1024x576.png)
フェラーリ
![](https://designist.jp/wp-content/uploads/2019/10/alfa-romeo-badge-decal-12GU2.jpg)
アルファロメオ
日本人の強みは機能性です。外国メーカーよりも、まず機能性を求める国民性に従った結果、世界シェアは非常に広げた日本。ものづくりに固執するあまり、アルファロメオもフェラーリも現在フィアット傘下となってしまいました。そのフィアットのロゴはこちら
![](https://designist.jp/wp-content/uploads/2019/10/Vol29_12-1-1024x576-1024x576.jpg)
日本ほどではありませんが、イタリアのメーカーにしたら非常にシンプルです。
意味合い訴求を追求するよりも、よりわかりやすさや判別性を求めることが市場で「勝ち」をつくっていく秘訣です。
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![](https://designist.jp/wp-content/ewww/lazy/placeholder-100x100.png)
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