このままで大丈夫なのか!?時代についていけない日本教育の実態
「良い大学に入る」「大企業に就職する」=人生安泰、幸せ!
なんて時代はもう終わりです。
インターネットの発達によってグローバル化が進むと共に、人間の働き方が大きく変動しています。
そんな時代の中、日本はいつまでも一昔前の「教育」「考え方」が拭えず、「時代」「世界」から取り残されているように感じます。
日本の頭の硬さ、時代錯誤な教育を知り、若い世代が自ら考え行動しなければ、これからの時代にあった人材を育てることは出来ないのではないでしょうか。
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そもそも集団行動の必要性はなんなのか。
日本人は何かと集団行動を重んじます。
小、中、高と集団意識を植え付け、個性を磨くよりも「いかに団体(組織)に適応できるか」の教育をしているのです。
「個」のレベルアップを目指すのではなく「集団」のレベルアップを目指した教育方針です。
日本での小中高の教育では何をするにも「みんなで一緒に」ですよね。
朝の朝礼、読書時間、集会、運動会では紅組、白組などの組で団体を意識させ、しまいには「トイレ一人で行けない。一緒に行こ」という人が出る始末。
いや、一人でいけよ。と思います。
決して、こうした教育方針がダメとは言いませんが、これからの時代に合っていないことは確かなのです。
一昔前では、「良い大学に入り、大企業に就職する」=成功、人生安泰でした。
現代でもこの考え方が通用するのであれば、日本教育ほど素晴らしい国はありません。
なぜなら、9~12年という年月をかけて「大学」「会社」「社会」という集団に適応するための洗脳(教育)を受けているからです。
しかし冒頭でも書いたように、社会が大きく変動している今の時代にいつまでも教育方針を変えずに集団意識を植え付けることは、時代錯誤も甚だしいのです。
日本の数字を重視した教育の危うさ
「テストの点が上がった」「通知表で5が多かった」「偏差値が上がった」
などなど日本ではとにかく数字=評価となっています。
ですので生徒達は良い評価を取るために無意識下で「点を取るための勉強をしてしまっているのです」
心当たりのある方も多いのではないでしょうか?
「明日のテストで点を取るために一夜漬けで暗記する!」
このような勉強の仕方にはなんの意味もありません
「点を取るために勉強をしなければならない」という考え方が危ういのです。
「〇〇を学びたいから〇〇を勉強するんだ」という考え方に変えていけるかが、重要なのではないでしょうか。
指示待ち人間の量産教育
日本の教育は「指示待ち人間を量産させてしまっている」とはよく言われていることです。
皆さんも思い起こしていてみてください。
学校において「先生=絶対君主、先生の言っていることがすべて」みたいなところが、あったのではないでしょうか。
小学校では特に、先生の言っていることを実行する「言われたことだけをしなさい」という教育が伝統となっています。
指示されたこと以外をすると怒られる、言い換えれば「自分で考えて行動すると」怒られるというわけです。
まだまだ人格形成がなされる途中の小学校で、このような教育がされるとどうなるかは一目瞭然ですね。
自ら行動することを恐れ、指示されたことだけを安定的に行う。
そしてこうした人間が歳を重ね上の立場になった時どうするのか。
自分がされたことを下の人間に繰り返すのです。
こうして指示待ち人間を量産させるシステムが循環してしまうのです。
これからの働き方はどうなっていくのか
雇用という概念がなくなる?
これまでであれば「一企業に就職し、定年まで働き続ける」終身雇用の働き方が一般的でした。
なので「良い大学に入る」「大企業に就職する」=人生安泰だったのです。
ですが近年では大企業であっても「終身雇用は難しい」という意見が飛び交い、転職をすることが当たり前となっています。
「終身雇用」の時代は終わり、一企業に囚われない、複業の時代が訪れつつあるのです。
ですので「転職なんかしても、どこも雇ってくれない。そんな考えは通用しない」
などと宣う輩は、日本教育にガチガチにコリ固められた古臭い人間なので無視しましょう。
とらわれない働き方
これからの働き方では、「とらわれない」が大きなキーワードとなるのではないでしょうか。
「時間にとらわれない」「場所にとらわれない」「常識にとらわれない」
loT化が進み、時間や場所に囚われない働き方が注目され始めています。
自身で始業・終業時間を決めるフレックスタイム制や在宅勤務を取り入れるなど、多くの企業が多様な働き方の取り組みを始めています。
また、自身のスキルアップや生き甲斐のために「副業」を許可している企業も増えています。
こうした「これまでの常識にとらわれない」柔軟な働き方、自ら考え仕事をすることが結果として生産性につながっているのです。
いっそのこと日本を出てしまうのもあり
いかがでしょうか。
以上のことを踏まえると、これからの時代の変化に、日本教育がいかに適応出来ていないかが分かるかと思います。
1984年に文部科学省下の中央教育審議会で「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」の発表がありました。
「これからの社会は、変化の激しい、先行き不透明な、厳しい時代と考えられます。そのような社会では、子供たちに『生きる力』をはぐくむことが必要です」
「生きる力」とは「自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力である」
日本でもこのような意見が出ており、少しずつ変化していることも確かです。
しかし、1984年に発表されたにしては、26年経った今でも大した変化があったとは思えません。
やはり、根本的に教育方針を変えるには長い長い年月が必要なのでしょう。
そこで、いっそのこと日本を出てしまうのも有りなのではないでしょうか。
世界一の学力を誇るフィンランドやカナダ、オーストラリア、シンガポール、ドイツ
などなど、のびのびとした教育、働き方をすでに実践している国は数多く存在します。
ですので日本にとらわれ過ぎないことも、大切な選択肢の一つかと思います。
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