香港に渡航予定のある方必見!デモで最前線にて戦っている香港人に聞いてみた、必ず気をつける点まとめ
週末に戦っている香港人を最大限リスペクトするために。。。
日本人は蚊帳の外ではないが、香港に観光または出張で行かなければならない方は少なからずいるはずだ。現地香港または日本に迷惑をかけないように立ち振る舞うことが求められている。
実際に香港人に、我々日本人が香港に行った際に注意しなくてなはならないことを聞いてみたので、リストにして公開する。
Contents
①週末はデモに最大限気をつけましょう
前提として言わせていただきますが、香港人は基本的に親日で優しく、思いをストレートにぶつけられる方が多いです。その彼らもなるべく日本人を巻き込みたくないと思っている人が多いので、デモが近くで行われる際には、すみやかに移動しましょう。
下手に警察に捕まってしまうと、秒速で国際問題に発展してしまい、お国に迷惑をかけることになってしまいます。日本のパスポートを持っている以上、あなたは日本人です。香港サイドに加担したい気持ちもわかりますが、ぐっとこらえてください。実際に現地でデモに参加されるより、香港の現況をSNSでシェアする事の方を香港人は望んでいます。
②警察を見たら逃げましょう
日本でも最近見かけることの多い、香港警察の暴力ですが、本当に危険です。毎日若者の変死体が上がってきていて、警察に捕まったあとは身の保証がありません。拘束される理由も明確にはわかりません。デモに参加するしないの前に、その場所にいた人全員を拘束するというケースが最近多くなってきているので、警察を近くに見つけたら即座に逃げましょう。
日本でも車を運転していて、後ろを振り返るとたまたまパトカーがいて、ヒヤヒヤするタイミングありますよね。あれと同じだと思ってください。いや、そんな甘優しいものではないですね。笑
③地下鉄『MTR』には時間と場所によっては気をつけましょう
香港には現在、黄色の民主派と、青色の親中派の2つの勢力があります。MTRのお偉いさん方は親中派の青色の方が多く、デモが始まり警察が追加動員される際には、MTRの1車両がいきなり警察専用になり、危険レベルが一気にあがるそうです。
平日は基本的には安全との事ですが、いつどこで無差別に切りつけられてもおかしくないです。また、乗客の少ない時間は特に気をつけた方がいいでしょう。
追記:バスは安全とのことですが、香港内を駆け巡るミニバスは様々な意味(速度オーバー等)で危険ですので、避けた方がよいかと。また、ロンドン市街地をよく走っている様な二階建てのバスは安全ですし、停まりたい駅でボタンを押すだけで簡単に降りれるので、おすすめです。Google Mapを使えば路線情報もすぐわかります。
④レストランは慎重に選びましょう
レストランも実は、黄色の民主派と、青色の親中派に別れています。日本政府は現在どちらに加担するという姿勢は示していないですが、トラブルを避けるためにも黄色の民主派側のレストランに行った方が良いかと思います。
デモが行われる休日はレストランがセーフハウスのような役割になります。デモで戦って負傷した方々が治療を受けたり、また無料にて食事を食べることができるレストランもあるそうです。ですので、ある程度予算を割いて香港に行かれる方は、少し多めに料金をお支払いしましょう。香港人は優しいですから、必ず良い使い方をしてくださるはずです。
ですがぱっと見レストランが民主派なのか、親中派なのか、正直わかりません。現地の香港人も全てを把握している方はいないそうです。その判断の際、香港人はこちらのアプリを使うそうです。
こちらのアプリは、黄色民主派が積極的に使うレストランがたくさん載っています。不必要なトラブルを避けるためにも、こちらのアプリで事前にレストランを調べてから、実際に行きましょう。
⑤いざという時に身を守れるものを持ちましょう
自分の身は、自分で守らねばなりません。香港は幸い日本語、英語を話せる方もたくさんいますので、もし警察の間合いに入ってしまった際はコミュニケーションを取り、自分の身は自分で守りましょう。香港人はテニスラケットや折り畳み傘など、日々持ち歩いてもおかしくないものを常に身につけているそうです。
日本人でしたら、折り畳み傘は比較的身近ですし、常に持ち歩きましょう。本当に何が起きるかわかりません。
以上5つの、香港で日本人が注意すべき事柄でした。ぜひ参考にしてみてください。また、ぜひSNSでシェアしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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