Carl Zeiss製フルサイズコンデジのスペック公開!Lightroom内臓!楽しみなのだが許せない理由がある
正直、とても楽しみにしていた。のだが。。。
ソニーのRX1シリーズ、ライカのQシリーズと、フルサイズのコンデジは実はすでにあるが、性能がゆえに値段が異次元に高く、コンデジと名乗るのはふさわしくないのではとすら思う。
まだ価格は正式に発表されていないが、40万円を超えてくるとの予想が立っている。
こちらには世界シェア1位のAdobe Lightroomが内臓され、カメラのタッチスクリーンを駆使して色の補正ができてしまうのだ。また、wifi経由でSNSにアップロードもでき、カメラ一台ですべてが完結する。
スペックは以下の通りだ。
レンズ:ディスタゴン 35mmF2(8枚5群)
解像度:3740万画素
フルサイズ
ISO:80〜51200
シャッタースピード:1/8000〜30秒
重さ:〜800g
ディスプレイ:4.24インチ / 1,280×720px
EVF:0.7インチOLED / 1,920×1,080px
動画:4K30p、FHD60p(RAW、jpg、mp4)
バッテリー:3,190mAh
512GB内臓メモリ
NFC内蔵、Lightroom CC内蔵

楽しみな機能が盛りだくさんだ。だが、正直不可解な点もある。
動画をRAWで撮れることは嬉しい。だが、内臓メモリ512GB内臓メモリではすぐにいっぱいになってしまわないだろうか。
フルサイズで、それなりに画素数もあり、正直楽しみなカメラだ。だが、Lightroomを搭載する必要は本当にあるのだろうか。PCに転送してから色彩補正の流れでよくないか?画面も大きくはっきり見えるし・・・
正直、価格が高すぎる。中身は確かに素晴らしいスペックだ。描写も素晴らしいだろう。だが、撮影された写真を見る側は、その写真を見ているわけで、カメラのスペックを見ているわけではない。
レンズ交換式でなかったり、コンデジ枠に入るあたりなど、確実にプロ向けではないことがわかる。しがないサラリーマンではこのカメラを買うことは難しいかもしれない。

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