ストレス社会でのコミュニケーション術 in Japan

コミュニケーションはどこにいっても使います。コミュニケーション能力を上げることによって、私たちは人生のチャンスを掴みやすくなるとも言えると思います。コミュニケーション能力は、すぐに獲得できるものではありませんが、センスや育ちだけが原因ではありません。論理的に学ぶ事で、高められるスキルです。

しかし、コミュ障が多いこの世の中。コミュニケーションには双方性があるため、どんなにコミュニケーション能力が高い人と話しても、片方が持っていないだけで非常に会話や仕事に苦労します。コミュニケーションでストレスがかかっている場合、多くの場合問題なのが

相手をリスペクトする心

です。これに関しては、もっと学校で論理的に教えるべきだと筆者は思っています。お互いが相手をリスペクトする心を持っていない場合、コミュニケーションは成り立ちません。片方が、リスペクトしていても、会話相手がリスペクトしないだけで会話はストレスに一変します。学校におけるコミュニケーションでは、教師が生徒を見下している場合が多く、関係悪化が止まりませんよね。職場の上司にもいると思います。

こちらがいくらリスペクトしてあげても、相手を動かすことは出来ないので、一生コミュニケーションは成り立ちませんし、上部だけ付き合ってストレスが生まれるのはこのためです。お互いをリスペクトし合って初めて、コミュニケーションの土台が成り立つのです。

つまり、コミュニケーションの上で、相手とのコミュニケーションで非常にストレスを感じる場合でも、こちらからのリスペクトは表向きには見せてあげる方が建設的。これは、後述しますが、この動きを追加してあげることによって好転する場合があります。本当はリスペクトなんかしたくなくても、ストレスの総体が上がらないように、とりあえず戦略として心からリスペクトしているように見せてあげましょう。自分がリスペクトされるように相手に色々な情報を小分けに出していくことも大事です。

これは屑だけでなく、実は人間は初対面やよく知らない相手に対して人は相手にある程度ストレスをかけてみることよくやっています。それは、その人が今後付き合っていくにふさわしい人物かを見極めている場合です。単純に相手を怒らせるのが好きなヤバイ人もいるので、気をつけてください。

人は何故相手にストレスをかけるのでしょうか。それは今後付き合っていけるかという分析のためです。プロジェクトや仕事を始めて、相手がすぐに逆上する人だったら嫌ですよね。それは相手も思っていることです。そこで、あえて相手に負荷をかける事によって、どんな反応をするのか、見極めているのです。

相手が嫌いな上司でも自分にとってメリットがある場合は、自分のストレス耐性のボーダーをストレッサーが思っているよりも下に下に持っていく事で、何をされても「全然気にしてませんよ」という言葉を相手に発信することによって安心させ、信頼を勝ち取りましょう。コツは相手が思っているよりも高いストレス耐性を何回も見せることです。

ストレス耐性のボーダーを超えていくことがどの場面でも重要です。しかし、無理はいけません。波長の合う相手、合わない相手はいるので、自分が辛くなっているのは相手にすぐにバレます。大真面目にストレス耐性を見せるのは、こちらが死んでしまうので、見せかけることが大切です。見せかけ方は、シチュエーションが多すぎて見つかりませんが…。敵をつくるよりは、ストレスは少なくて済みますから。

笑顔

笑顔で接することは非常に重要です。ここで大事なのは、取り繕おうとしないこと。映画の主人公やドラマのヒーローは非常に無口で人に毒を吐きます。FacebookのマークザッカーバーグやAppleのスティーブジョブスなんかも、 あまり群れない。世の中ではヒーローや天才は無口だし、いつもかっこいいですが、一般人がそれを真似すると地獄を見ることになります。取り繕わず、人に笑顔で接していると、まわりから自分と本当に相性が合う人がたくさん出会えます。また、裏で何を思っていようと屈託のない笑顔が隠してくれるでしょう。真顔だと気づかれますが、笑顔に包み隠してしまえばバレにくいです。

YouTuberを真似る

YouTuberを真似するというのは、コミュニケーション能力を上げたい人にとって非常に有効な方法です。気に入っているYouTuberの喋り方を真似て、普段のkミュニケーションに応用するだけで、今までのコミュ障の自分の殻を抜け出し、新しい自分にしてくれるはずです。YouTuberを見る機会が多い人は試してみてください。会話の間で人を楽しませるちょっとしたギミックを真似ていきましょう。

最後にまとめてみます。気が合わなければ逃げるのが一番ですが、職場などで敵をつくってデメリットが増える場合はとりあえず相手はリスペクトしておく。自分からコミュニケーションの土台を壊してしまっては悪循環です。相手が自分をリスペクトしていないようなら、相手の弱みを見つけて自分をリスペクトさせる情報を小出しにします。この時に妬まれるような情報は出さないように気をつけてください。マジックのように相手を驚かせられれば、成功です。そして、相手のストレスのボーダーが分かったらそこを超えてあげる。YouTuberを真似して会話を盛り上げる技術を身につけます。ここまで書くと、非常にコミュニケーションは難しいように見えますが、実際難しいです。上部だけのコミュニケーションが多い日本では非常にストレス社会となりますが、戦略を立てて、「別にお前なんてリスペクトなんかしてないけれど、この作戦は成功させるぞ!!」という気持ちでゲーム感覚で相手を攻略しましょう。