原稿の2色分解をやってみる!プロセスカラーが残らない方法とは?
制作した版を2色分解する場合、特色ではない色が残っていないか確認するときどうしていますか?今回は、2色分解する時のチップスを紹介していきます。
Contents
分版プレビュー
一番オーソドックスなのは、ウィンドウ→分版プレビューから使われている色をプレビューする方法です。
この分版プレビューを使うことで、特色以外の色が残っていないか確認することができます。こんな風に、プロセスカラーやDIC15Sを表示を消してみましょう。
①プロセスカラーの表示を消す。
②特色を消す。
プリント出力から確認する
2色分解の場合は、プロセスカラーが残ってしまいっていないか確認することが重要です。プリント出力画面を開いて、左のパネルから出力。色分解(Illustrator)を選択します。
すると、使用されている色がインキオプションに表示されます。2色分解では、ほんのわずかなプロセスカラーが残っていたりすると、印刷所から返されたりしてしまうので、ここで全てのプロセスカラーがなくなってることを確認しましょう。一旦、プロセスカラーを削除します。
原稿からプロセスカラーの印刷マークが消えました。成功です。下記画像のように1%のイエローが残っていても…
ちゃんと気づいてくれます。優秀ですね!
分版プレビューだけ確認していると見落とすことが多いので、印刷プレビューも是非活用してみてくださいね!

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